アメリカ大学 留学に向けてのタイムスケジュール Rix2024年3月5日2024年3月5日 今年のCommon APPエッセイ課題も発表になりましたね。志望校決定、願書提出などやることは沢山ありますが、いつ頃から準備を始めたら良いの?の質問にお答えします。ほとんどの大学は願書締切日を(9月入学として)1月頃に設定しています。ハイレベルの大学によっては11月付近に締切を設けている場合もありますので志望校の公式サイトは必ずチェックしてくださいね。個人的に時間には余裕を持って物事に取り掛かりたい派なので、全部ギリギリではなく落ち着いて準備を進める前提で話を進めます! Table of Contents 志望校リサーチ とにもかくにも、まずは行きたい大学が定まらなければ何も始まりません。志望校決定のリサーチは、英語に慣れない方に取って大学ホームページを熟読するだけでも時間を要するもの。スタートは願書提出の1年半前からは始めましょう。例として、2025年1月に願書提出で2025年9月入学を目指すなら、2023年夏または秋からリサーチを開始します。取り敢えず半年くらいをかけてリサーチを進めるスケジュールです。学びたい分野、立地、費用面を公式サイトなどで確認してください。また、この時点で大学がオファーしている奨学金も併せて確認することをお勧めします。“Tuition waiver”という言葉、特にポイントです。これは、奨学金としてお金が支給されるのではなく、学費が免除(全額または一部)される制度で、大学によって異なりますが資金面で留学を躊躇している方は要注目です。また、志望校が留学生にもSATスコアを求めているのかを確認してください。テストは最低2回は受けてみるのが望ましいです。 前年春 2025年1月願書提出目標とすると、次のステップは2024年春から始める準備です。まずは志望校が留学生にもSATスコアを求めている際は春に一度受けてみます。このSATスコアを元に勉強を続け、もう一度点数アップを狙って秋に再テストを受けるか決定します。加えて、ここが願書での最重要事項!エッセイの練習をスタートする時期でもあります。これまでも何度かお話していますが、アメリカの大学入学においてエッセイはとっても大事なポイントです。勿論成績も重要なんですが、日本でも同様、大体の成績レベルで志望校を決めますよね?志望生徒の成績レベルが同じ水準にあったとしたら、どこで合否が分かれるのか、と疑問が湧きます。そう、その決定打がエッセイになるわけです。成績(GPA)はあくまでも入学に必要な最低水準を満たしているかの物差しに過ぎず、最終的にはエッセイも大切な側面になります。アメリカにおいても、夏くらいからエッセイの練習を重ねる生徒が多いので、言語の壁があり、かつエッセイに不慣れな留学生は、一足早く春にはエッセイ対策をスタートさせたいところです。 前年夏 願書には推薦状が含まれることが多いです(多分ほとんどのケース)。高校の教師、大学の教授など、推薦状を書いてもらいたい人物にこの段階でお願いしましょう。勿論、英文の推薦状です。引き続きエッセイ執筆にも取り組んでください。 前年秋 SAT2回目を受けたい方は秋に再度。エッセイの最終ドラフトの仕上げに取り掛かる。志望校の願書提出方法によっては(Common APPなど)、この付近でオンラインアカウントを作り願書提出必要情報の再確認をする。学校によっては10月または11月に願書提出期限があるので要注意です! 前年冬 1月に願書提出期限を定めている大学が多いので、前年12月末には提出してしまいたいですよね。何事もギリギリというのは万が一を考慮してお勧めしません!12月末に出してしまえば気持ちよくお正月も迎えることができますしね。 入学予定年春 春には合否が決定しますので、無事入学許可が下りた際はここで正式に入学の手続きを完了させます。また、VISAの申請、予防接種等、渡航前の準備が忙しくなります。いよいよ出発に向けてのラストスパートが始まる時期です。 という具合でざっとスケジュールをまとめてみました。参考になれば幸いです。1年半前から準備なんて随分長いなあと感じた方、結構あっという間に過ぎてしまいますので、念を押しますが、時間はたっぷりかけて準備をしてくださいね! Rix 管理者 サイト http://littlebitofconversation.com 投稿を作成しました 28