2024年のオスカーでも話題になったアジア人差別問題。それほどアメリカでの人種差別は根深いの?
留学はしたいけど、そういった点で不安がある皆さんもいるかもしれません。
入試でも差別は存在する?今回はそんなお話しです。
入学選考で差別って存在するの?
まずはアメリカの大学におけるアジア系学生の基本情報です。
アジア人は全米人口の6%未満ですが、名門大学キャンパスはアジア系学生が20%以上を占めています。
アイビーリーグ大学を含む多くの名門大学は、アジア系学生に対し特別入学枠があることを否定しています。人種はあくまでも入学審査員が「包括的」入学と呼ぶものの一部であり、人種やテストのスコアだけでなく、学生に関する様々な情報を元に評価しています。
しかし、隠れた差別は未だ存在します。2019年、ハーバードがアジア系アメリカ人に差別をしていないと判断した裁判官でさえ、入学担当者は自分自身の内に潜む差別意識を克服する努力が必要だと発言しています。
よくある偏見に対する不安
アジア系に対する偏見も多くありますので、いくつかの例を挙げ、それが事実ではなく、願書を提出する際も自信を持って良いんだよ、というお話をしますね。
偏見1:どうせ理数系の得意なその他大勢アジア人としか見られていない
本当に理数系が得意分野でその道に進みたいと思っていても、偏見の目で見られるのが怖く、あえてその探究心を願書エッセイで書くのを躊躇してしまう。それに、理数系が得意と書くことで、他のアジア系に埋もれてしまって合格率が下がるのでは?と勘繰ってしまう。そんなことはありません。あなたの好奇心、情熱が理数系なら是非それを全面に出してエッセイに思いを込めてください。
偏見2:人種をあえて押し出したエッセイを書くことで逆に偏見を助長する
これも間違いです。自分自身のバックグラウンドに誇りを持っているなら、必ず良いエッセイが書けます。自信を持って語ってください。
偏見3:アジア系で一括りにされてしまう
偏見1と似ています。願書にはおそらく、自分の人種を選択するチェックボックスがあります。(白人、アジア人、アフリカンアメリカンなど)アジア人にチェックを入れることで、自分の存在が特徴のないものに変わってしまうのが怖くなるかもしれません。しかし、入学審査では、これまでお話ししてきた通り、成績、課外活動、エッセイなどあなたを包括的に判断していますから安心してください。
表向きでは選考において差別や偏見はありません(と言われています)が、私にも正直わかりません。ただ、1つだけ言えるのは、そんな偏見も跳ね除けるくらいの自己アピールが出来れば良いだけなんです。人の心を動かすのに人種は関係ないんです!
初めまして、清水と申します。
インスタを拝見してコメントさせていただきました。
娘が高校3年生でアメリカの大学進学を目指していますが円安に加え授業料が年々高騰しており大学独自の奨学金だけでは厳しいので国内の財団へ奨学金を申請しようと考えておりますが、独自ではなかなか難しく苦慮しております。一緒に伴走してくださる方を探しており突然のコメント失礼しました。お返事お待ちしております。宜しくお願い致します。
清水さま、
返信が遅くなりまして申し訳ございません!コメントを見逃しておりました。
国内の財団の奨学金申請も沢山ありますが、それぞれに条件、資格などが異なりますので、的確なアドバイスは差し上げることが難しいですが、ネットで検索されるだけでもこのようなサイトもございます。
https://奨学金.net/abroad.html
また、海外大学へ進学であれば、例としてアメリカでは奨学金を支給している大学も多く、日本財団ではなく志願先大学からの奨学金を検討されるのも良いと思います。
私個人も学費が免除になる形でアメリカの大学院に行っています。
LINE登録された方にお送りしている無料動画の中に、奨学金についてお話ししているものがございますが、こちらはご覧いただいておりますでしょうか。
https://littlebitofconversation.com/freecontents/
もしよろしければこちらをご覧いただき、他に何かご質問等ございましたらご連絡ください!