ドイツ ドイツで働く Rix2023年12月14日2023年12月15日 『留学の先に何があるのかな』のお話しです。通常工程ですと就職ですよね。アメリカで学んだしそのままの流れでアメリカでの就職活動する学生も多いでしょうが、目線を変えて欧州はいかがでしょうか。アメリカの職場って私は体験していないので何とも言えませんが、あくまでもイメージではありますが映画“Office Space”の印象が強いです。因みにこの映画、今で言うブラック企業コメディでアメリカらしい笑える映画なので是非探してみてください。 私の場合、学生時代ドイツからの留学生達と過ごすことも多く、就活時期になった際『ヨーロッパ行った事ないの?じゃあドイツで就活したらいいじゃん、ドイツ楽しいよ』と誘われたので『そだね!』の軽い返事で就活する流れになりまして。ヨーロッパ方面は旅行でもいった事がない未知のエリアでしたが、若さゆえの暴走で実際にドイツに引っ越しちゃいまして(友人の家に居候)どうにか3ヶ月以内に仕事が見つかりました。 勿論ドイツ語は一言も話せませんでしたがIT企業でしたので社内公用語は英語OK。各社員がストレスなく楽しんで働いていたのが印象的で、私自身も楽しい思い出しかない企業でしたので今回は少し私の会社のお話しをしたいと思います。 カジュアルな職場 日本で私服OKってオフィスカジュアルであって、何着ても叱られないって雰囲気ではないですよね。“社会人としての最低ラインはあるでしょう”と言う暗黙の了解。ですが、E7(私の職場をこの場では一先ずこう名付けましたが、勿論架空の名前です)での私服OKは、ヨレヨレのTシャツしててもパジャマみたいな格好していても別段お叱りを受けることはありませんでした。勿論社外の方と会う際はビジネス仕様ですけれど。 そしてこの“カジュアル”スタイルは服装だけではなく人間関係にも当てはまります。 チームでミーティングの画像です。だいぶカジュアルめ!のミーティング。そして、私が見下ろしているのが上司。ボスを見下ろしながらポケットに手突っ込んで話を聞いていたら日本だと多分呼び出されて始末書の結末が待っているかと思います。余談ですがボスはロン毛でジャージ着ております。ジャージで仕事しても良いんですよ。 全力で仕事する分全力で遊ぶ 比較的若い社員で構成されている職場でしたのでアフターワークにも全力投球でした。 オフィスにありがちゲーム。Tischfussballと呼ばれるテーブルサッカー、流石のサッカー大国ですね。こんな感じで仕事終わりに皆んなで遊びますが、就業中も遊んでる人います、煮詰まった時などに….。 ビールは基本一人一本、瓶から直で飲むのでグラスは要りません。誕生日の社員は朝イチでお祝いし、シャンパンをグラスで乾杯してから仕事開始もいつもの風景。 朝シャンは流石に毎日の光景ではありませんが、毎朝用意されているのはてんこ盛りのフルーツ色々、ミネラルウォーター、カプチーノマシーン、シリアル等。社員が自由に食べて良いものでキッチンにずらっと並んでいます。これらのお酒や食べ物はアルバイトの学生、パートの社員分け隔てなく提供されるのが良い社内風土だなと感じました。 屋上テラスで集まりビールが定番。仕事はトラブルがない限り17時きっかりで皆終わります。残業していると上司に注意されますよ。 休日は公園に集まってピクニックも、野外活動大好きドイツ人の定番です。BBQしますが、ソーセージ焼きます(ご想像通り)。 この公園は街最大の規模で、市民マラソン大会なども開催されます。弊社でも社員が毎年数名参加し従業員皆応援に駆けつけます。こちらの同僚、走りながらビール(グラスで!)飲んでます。ほとばしるドイツ感!脳内再生するドイツ人像に当てはまりすぎて素敵。参加者に水やスポーツドリンクじゃなくてビールを渡すの、多分ドイツぐらいではないですかね。 遊びにしか力を注いでいない様な画像ばかりをご紹介しましたが、しっかりと仕事もします。生真面目なドイツ人、仕事も丁寧かつ迅速で日本人も一緒に仕事がし易い人達ばかり。メリハリが効いている仕事スタイルは見習うべきところが沢山あります。これで企業や国が回るなら、日本でもそうなれば良いなと願ってやみません。 今回は少し番外編に近かったですが、働く環境は世界各国多種多様というお話しをシェアしたいと思いました。留学をしてグローバルな視点を養ったのならば、思い切ってまた別の国で働いてみるのも学びが多く人生もまたちょっとリッチになるかもしれません。 Rix 管理者 サイト http://littlebitofconversation.com 投稿を作成しました 28